株式会社GOTO

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ライン作業じゃない、加工の仕事。

T.H.

#製造 #金型事業部 #主任

#2002年入社

どんなお仕事をされているか教えてください。

金型事業部である金山工場の工程管理を担当しています。仕事としては、こちらの資材調達も兼ねています。工場長が全体を見ているので、私はより実務的なところを担当しています。大学卒業後に金山工場に入社し、最初は加工をやっていましたが、ここ3年くらいで工程管理の仕事を任されるようになりました。具体的には、材料の手配や、来た材料を加工に回したり、加工の様子をみつつ出荷の調整等をしています。

金型をつくる大まかな流れを教えてください。

まず、出来上がった図面と仕様の伝票を見て、材料の手配からですね。金型の構造は、タイルの形となる「コマ」、コマを取り付けるための「取付板」、コマが動作するところの「ライナー」があり、そのライナーをはめ込む「枠」でできています。コマの製作は、まず六面加工機で加工した材料に穴をあけ、中を掘り、焼入れして硬くさせます。焼入れが終わった後は寸法だし研磨をして、今度は金型表面にラバーを貼ります。ラバーは成形したい柄を転写するためや、原料が金型表面にくっつくのを抑えるためのものです。それがコマの製作の流れで、取付板や枠は圧延加工の鋼材(表面が黒い酸化被膜で覆われているので黒皮材(クロカワ材)とも呼ばれます)で入れて、ロータリー加工機で厚みと外寸を寸法出しし、そこからさらに穴をあけて研磨仕上げをして組付けます。

金山工場の雰囲気はどう感じていますか。

ぎすぎすしていません。比較的、働きやすいんじゃないかなと感じています。ここの作業は、ライン作業じゃないですし、自分に与えられた仕事をある程度自分のペースでできるし、分からないことがあったら工場長や周りの人に聞けば教えてもらえますから。

金型の仕事にはどのくらい時間がかかりますか。

タイルや砥石、レンガ用の金型の仕事がほとんどですが、金型の大きさも色々あるので、一概には言えないですけど、大体一カ月くらい。小さなモノだと一週間。一番時間がかかるのは、コマが一つの型に何個あるかを抜き数と言いますが、抜き数が多いのは大変ですね。金山工場では、一人が数台の加工機を触りながらやる感じで、マシニング、NC等の汎用加工機、ラジアルボール盤、ロータリー、ワイヤー放電加工機等、色々使って仕事をしています。

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